Googleフォームとスプレッドシートの連携について解説します。
Googleフォームの回答を確認する機能だけでも集計は可能です。
ですがより複雑な分析やデータの分類分けをするのであれば、スプレッドシートと連携することが必須となってきます。
本記事では、その手順と注意点をわかりやすく解説します。
- Googleフォームからスプレッドシートへ連携する方法
- スプレッドシートからGoogleフォームを作る方法
- 連携する際の注意点
Googleフォームからスプレッドシートを連携する
- Googleのトップページから9つの丸ポチをクリック
- 「フォーム」をクリックします。

※フォームは場所を移動出来るので、必ずしもこの位置にあるわけではありません。スクロールしてフォームを探してください。
Formsの画面が立ち上がるので、テンプレートギャラリーのなかから選択します。
今回は「空白」を選択します。

フォームにタイトル・質問を追加してアンケートを完成させます。
必要な質問タイプ(選択肢、短答、日付など)を選択してください。

アンケートの作り方を基礎から知りたい方はこちらの記事をご確認ください。
詳しく解説しています↓↓

- フォームの編集画面の上部にある「回答」タブをクリックします。
- 「回答」セクションで、緑色の「スプレッドシートにリンク」アイコンをクリックします。

新規作成する場合は「新しいスプレッドシートを作成」をクリックします。

すでに作成しているスプレッドシートと連携する場合は「既存のスプレッドシートを選択」を選び、作成をクリックします。

最近使ったスプレッドシートが一番上に表示されます。
該当のシートが見当たらない場合は検索窓を使って探しましょう。

作成を押すと、Googleフォームと連携されたシートが新規に作成されます。
新しいタブとして登場するのでシートの中身の確認をしてください。
_-_Google_スプレッドシート.png)
既存のスプレッドシートを選択を選んだ場合も、新規にシートが作成されます。
連携が完了したら、Googleフォームの回答で表示されるスプシの部分が、「スプレッドシートで表示」に変更されています。
クリックすると、Googleフォームでの回答が追加されるのを確認できます。
以上でGoogleフォームとスプレッドシートの連携は完了です。
- ポイント①
-
フォームと連携されているスプレッドシートのシートは「紫のフォームアイコン」がついています。
- ポイント②
-
シート名は「フォームの回答◯」と自動で作成されます。
シート名を変更しても連携は解除されないので、管理しやすい名称に変更することをおすすめします。
スプレッドシートからGoogleフォームを連携する
スプレッドシートからGoogleフォームを作成することも可能です。
私はGoogleフォームをスプレッドシートと連携させることを前提に作っているため、この方法を使うことが多いです。
連携したいスプレッドシートを開きます。
その状態からメニューバーに設置されている
「ツール」 → 「新しいフォームを作成」 を選択します。
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STEP 1 のみで連携は完了します。
スプレッドシートからGoogleフォームを作成した場合、名前がスプレッドシートと同じファイル名になります。
使用環境に応じて、Googleフォームのタイトル・ファイル名を変更してください。
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以上でスプレッドシートからGoogleフォームを作成することが出来ます。
- ①フォームの保管場所
-
スプレッドシートからGoogleフォームを作った場合、フォームは『マイドライブ』に保存されています。
必要に応じて、フォームファイルの移動をしてください。
移動させても連携が解除されることはありません。 - ②テンプレートが選択不可
-
スプレッドシートからGoogleフォームを作成する方法では、テンプレートが選択出来ません。テンプレートを使用したい場合は「Googleフォームから作成」するようにしましょう。
連携する際の注意点
Googleフォームとスプレッドシートを連携する際の注意点をまとめました。
初心者の方がつまずきやすいポイントですので、しっかり抑えておきましょう。
列の順序の変更
一度、Googleフォームとスプレッドシートを連携させると、Googleフォームで新しく追加した質問は、スプレッドシートの列の最後に入力されてしまいます。
最初にしっかりGoogleフォームを作り込みましょう。

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どうしても移動させたい場合は、「列ごと選択」 → 「ドラッグ&ドロップ」するようにしましょう。
質問内容の変更・削除
フォームの質問を後から編集や削除しても、スプレッドシート上の質問内容は変更されません。
整合をとる場合はどちらも修正する必要があります。
データとの整合性が取れなくなる場合があるので、質問を変更する場合は慎重に行ってください。

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回答の手動編集
スプレッドシート上で回答を手動で編集することは可能ですが、元のフォームの回答データには影響しません。
両方のデータの整合性が取れなくなる可能性が高いため、注意してください。
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再連携した方が早い場合もある
シートをいじりすぎてよくわからなくなった場合は、Googleフォームをスプレッドシートの連携を解除して、再連携する方が早いかもしれません。
Googleフォームとスプレッドシートを再連携すれば、Googleフォームに入力済みのデータがスプレッドシートに反映されます。
ただし、こちらの操作を実施した場合はスプレッドシートのシート参照も解除されます。
操作は慎重に行ってください。
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スプレッドシートを使ったGoogleフォームの集計方法
スプレッドシートを使った集計方法はこちらの記事で詳しく解説しています。
まとめ
Googleフォームとスプレッドシートを連携する方法について解説しました。
スプレッドシートに連携して、関数やピボットテーブルを使えばより高度な集計結果を得られることが可能です。
Googleフォームをスプレッドシートの連携をマスターして、データ集計や分析に役立ててください。
以上、ごすけでした。