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ごすけです。
私が働いている製造職場では、製品の作り方や不具合が起きたときの写真を『iPhone SE2』を使って撮影しています。
Google WorkspaceのBusiness Starterを契約しているので、クラウド上に1TBの写真や動画を保存することが可能です。
大容量のクラウドはとてもありがたいのですが、ここで問題になっていたのが『あの写真どこだっけ?』と探せない問題・・・・・・。
撮ったはいいけど、誰も整理せずに放置。
「アルバムを作りましょう!」とお願いしたけど、製造でいっぱいいっぱいの状況では誰もアルバムなんて作ってくれませんでした・・・(泣)
ですが今回ご紹介する撮影方法で、見たい写真や動画がすぐに分かるようになります。
スマホ操作が苦手な現場の人たちの負担にもならないので、導入してよかったと思いました。
今回の記事では、私が導入した「スマホで撮影したあの写真どこいった?」問題を解決した方法を紹介します。
同じように写真で困っている方のお力になれたら幸いです。
それではさっそく参りましょう。
- Googleフォトで目的の写真を検索するための撮影方法のコツ
スマホで撮影した写真を探す方法
さっそくスマホで撮影した写真の検索を簡単にする方法を教えます。
ポイントは以下の2つです。
① 写真撮影時にカードとホワイトボードマーカーを使って「文字」を記入する
② Googleフォトの検索機能を使う
順番に説明します。
プラスチックカードとホワイトボードマーカーを準備
撮影する前に準備して欲しいものがあります。
『白いプラスチックカード』と『ホワイトボードマーカーペン』です。

こんな感じで商品名やロットNo.、起こった不具合を設定します。

プラスチックカードに記載したペンは、ホワイトボードと同様に消すことが可能です。
これで何度も使いまわしが出来てしまうというわけです。



文字を含めて写真を撮る
先ほど記入したホワイトカードを含めて撮影します。
イメージはこんな感じです↓↓

いわゆる『タグ付け』が完了します。
Googleフォトの検索機能を使う
それでは『Googleフォト』を使って検索機能を使ってみます。
このGoogleフォトについている『検索機能』がとても優秀なんです。
保存した写真に「文字」があれば、該当する写真を素早く見つけることができます。
検索方法は以下の通りです。
Googleフォトを開いて『検索』をタップします。

検索窓にキーワードを入力します。
ここでは『ゴムハンマー』と入れてみましょう。

先ほど入力した『ゴムハンマー』と記載された写真が出てきます。

この検索方法で探していた写真が見つかってしまいます!!
これは本当に感動しました。
手書きでもここまでの精度で文字起こしをしてくれるなんて感動です!
PC版のGoogleフォトも同様に検索窓に文字を打ち込むと・・・・・・

ちゃんと検索してくれました!!
Googleフォトの文字認識は少し時間が必要です。
撮影したばかりの写真をすぐに検索することは難しかったので、時間を置いてから試してみてください。
マグネットシールを貼り付けると便利
プラスチックカードにマグネットを貼り付けると便利です。
作業台の横にピタッと貼り付けて置けば、必要なときにすぐ使うことが出来るのでおすすめです。

付箋とペンでもOK!!
ホワイトカードだと使いまわしが出来るので便利ですが、製造場所によっては使えない人も多いでしょう。
そんなときは『ポストイット』を使ってください。
ボールペンの細い字であってもちゃんと認識してくれます。

検索窓に「異物」と打ち込むと・・・

ちゃんと認識してくれました!!
写真の一覧表示ではわかりにくいかもしれませんが、検索方法としてはポストイットでも十分だと思います。

余談:アルバム作りに失敗した理由
冒頭でお伝えした通り、最初はカードに文字を記入するやり方ではなく、写真を撮影したら「アルバム」を作って保存してくれとお伝えしました。
けどこの方法はうまくいきませんでした。理由は以下の3つです。
- パートさんがスマホに弱い
- 製造業は忙しいから後でやってしまおう!となって結局やらない
- アルバムに入れる写真を選ぶのが大変だった
スマホで色々するのがとてもハードルが高かったもと反省しました。
対してカードに文字を記入して撮影する方法はアナログではあるものの、直感的に覚えられます。
実施するハードルがとても低くなって良かったなと思いました。

まとめ
いかがでしたか?
今回はスマホで撮影した写真をGoogleフォトですばやく検索する方法について解説しました。
Googleの文字認識機能・・・もはや恐ろしいですね。
そのうちAIが製造途中の写真も「これこの商品だよね?」と自動でグループ分けができるようになるのではと期待しています。
撮影方法に一手間加えるだけで、写真の振り返りが楽になるのでぜひ活用してみてください。
以上、ごすけでした。



