無料版(@gmail.com)で十分すぎるほどの機能を備えているGoogleサービスに、有料版である『Google Workspace』があることをご存知でしょうか?
基本的な機能は無料版にも備わっていますが、有料版にも様々なメリットがあります。
私が努めている会社でも、Google Workspaceの『Business Standard』プランを利用しています。
使用者の観点から、有料版と無料版の違いについて解説記事を作りました。
よろしければ最後までご覧になってください。
- Googleサービスの有料版と無料版の違い
- クーポン配布
Google Workspaceとは?
Google Workspace(旧称:G Suite)は、Googleのクラウドベースのビジネス向けツールセットです。
メール、ドキュメント作成、ファイル共有、カレンダー管理、ビデオ会議など多彩な機能を提供し、チームのコラボレーションと業務の効率化をサポートします。
オンラインで利用可能で、リアルタイムの共同作業や簡単な共有が可能です。
セキュリティも高く、拡張性もあります。
ビジネスだけでなく個人にも適しており、プロジェクト管理や文書作成、スケジュール管理などに活用できます。
無料版の特徴
無料版のGoogle Workspaceでは、ドキュメント、スプレッドシート、スライド、Suiteなどの基本的なアプリケーションを利用することができます。
Microsoftが提供するWord・Excel・パワーポイント等は、お金を払わないと利用できません。
Microsoft365を契約するかOfficeソフトを購入する必要があります。
一方、Googleが提供しているドキュメント・スプレッドシート・スライドはアカウントがあれば誰でも無料で使うことが可能です。
「本当に無料でいいのか?」と思うほど、機能は非常に充実しています。
有料プラン一覧
Google Workspaceの有料版には以下の4つのプランが準備されています。
__お支払いプラン.jpg)
『Business Plus』と『Enterprise』は大人数の企業向けです。
個人利用・スタートアップなどの小規模経営での運用を考えているのであれば、『Business Starter』か『Business Standard』がいいと思います。
ただ『Business Starter』と『Business Standard』では使用できる内容に大きな違いがあります。
この記事内では有料版と無料版の大まかな違いに関して解説します。
『Business Starter』と『Business Standard』の違いに関してはこちらの記事をご覧ください。
無料版と有料版の違い
有料版と無料版の違いは様々ありますが、以下の5項目が大きなポイントになります。
機能 | 無料版 gmail.com | 有料版 ¥680〜 |
---|---|---|
独自ドメイン | ||
Gmail 広告 | 広告あり | 広告なし |
ドライブ容量 | 15GB | 30GB 〜 |
Meet | 1時間 ※1対1なら24時間 | 24時間 100人〜 |
Admin | ||
サポート | 24時間365日 |
順番に解説していきます。
独自ドメインが使える
有料版のBusiness Starterでは、独自ドメインを使用することができます。
無料版はgmail.comを利用することになります。
副業やビジネス用途でのご利用であれば無料アカウント(gmail.com)を使い続けるのはオススメしません。
無料アカウントは企業によっては、迷惑メールとして処理されてしまう可能性もあります。
また、お仕事を依頼する側から見ても、無料アカウントを使っている人にプロフェッショナルな印象は持てません。
私も本業でお仕事を依頼するときに「クラウドワークス」や「ココナラ」などを使うことがありますが、無料アカウントでメールの返事が来た場合仕事をお断りしています。
無料版でもお名前.comやMicrosoftなどで、すでに作成した独自ドメインも登録することができます。
詳細はこちらをどうぞ⇓
Google Workspace Essentials Starter(外部リンク )

Gmailに広告がこない
無料版では広告が表示されます。
親切に『広告』と書いてくれてはいますが、うっとおしいことこの上ありません。
一方、有料版はGoogleの広告が表示されません。
広告のない快適なメール環境を享受できます。

Googleドライブの容量
無料版では15GBのストレージ容量が提供されています。
『Business Starter』では30GBの容量が利用できます。
『Business Standard』は大幅に跳ね上がって2TBも使うことが可能です。
Google Oneで2TBを利用する場合、1,300円/月かかります。
『Business Standard』は1,360円/月(年契約)となるため、Google Oneと大差ない金額です。
写真や動画を扱う職業の人は、『Business Standard』を検討してもいいと思います。

Google Meetの時間制限
無料版では1対1のビデオ会議は24時間可能ですが、3人以上の場合は1時間の制限があります。
一方、『Business Starter』では最大100人までの会議で24時間利用することができます。
Business Starterの方は、最大150人×24時間の会議を利用できます。

Google Admin
Business StarterにはGoogle Adminという管理コンソールが提供されます。
無料版にはありません。
これにより、Gmailの送信先履歴やドキュメント、スプレッドシートの共有制限などを管理することができます。
グループや組織で運営する場合のセキュリティー対策として非常に有効です。

24時間サポート
有料版では、24時間365日のサポートが利用可能です。
問題が発生した場合にもGoogleが迅速に対応してくれます。
もちろん日本語です。
Business Starterの方は、サポートだけ『Enterprise』にアップデートして、より迅速な対応をお願いすることも可能です。

無料クーポン配布中
Google Workspaceのご利用を検討している方に、無料で1年間の利用料が10%オフになるクーポンを配布しています。
詳細はこちらのページからご確認ください ▼▼

まとめ
Google Workspaceの『無料版』と『有料版』の違いについて解説しました。
無料版でも個人としては十分すぎる機能が備わっています。
ドキュメントやスプレッドシートが使えるのは非常に便利です。
有料版である『Google Workspace』は組織運営や個人事業主・そして副業として活用するには非常に便利です。
独自ドメインの使用、広告の非表示化、増加したストレージ容量、時間制限の緩和、管理コンソールの活用など、有料版のBusiness Starterは仕事を効率化し、生産性を向上させるための強力なツールになると思います。
私も2年前に大手メーカーからベンチャーに転職してGoogle Workspaceと出会い、仕事のあり方がとても変化しました。
みなさんもGoogle Workspaceの検討を考えてみてはいかがでしょうか?
以上、ごすけでした。