Google Chromeを使用してWebサイトをアプリ化する方法について解説します。
よく使うWebサイトはブックマークに登録している人は多いと思います。ブックマークは便利ですよね。
でも「ブラウザを開いてブックマークの中から選ぶ」という作業をもっと効率化させたいと思いませんか?
「でも、これ以上ショートカットはできないのでは?」と思いそうですが、次のように「デスクトップアプリ」にする方法があります。

デスクトップアプリとしては存在しない「ChatGPT」や「Gmail」が、まるでアプリのように表示されていますよね?
本記事で紹介している方法を実行すれば、このような「WEBサイト」をアプリとして登録できるようになり、アクセスが楽になりますよ。
今回はGoogle Chromeを使ったアプリ化の具体的な手順を解説し、アプリ化するメリットを紹介します。
現役技術者である「ごすけ」がおすすめする『アプリ化におすすめのWebサイト』も教えますので、ぜひ最後までご覧ください。
- Google Chromeを使ってWebサイトをアプリ化する方法
- Webサイトをアプリ化するメリット
- アプリ化におすすめのWebサイト
本記事ではMacbookのGoogle Chromeを使用していますが、Windows版Google Chromeでも同様の手順でアプリ化することが可能です!!
ChromeでWebサイトをアプリ化する方法
さっそくChromeを使ったWebサイトのアプリ化する手順について解説します。
アプリ化には大きく分けて2種類あります。
種類 | 該当するサービス |
---|---|
アプリとしてインストール | X(旧Twitter) Instagram など | YouTube
ショートカットを作成してアプリとして開く | Amazon ChatGPT など | Gmail
それぞれ画像付きで解説します。
アプリとしてインストールする
YouTube、X(旧Twitter)、Instagramなどのサイトは、Chromeの「インストール」機能を使ってアプリ化できます。
Google Chromeを使ってアプリ化したいWebサイトを開きます。
例として「YouTube」を開きます。

アプリ化できるWebサイトはアドレスバーに『ダウンロードマーク』が表示されます。
クリックしてください。

アプリのインストールをするか聞かれます。
問題なければ『インストール』をクリックします。

アプリ化に成功したら、Dockで開いて表示されます。

以上でアプリ化は完了です!
ダウンロードボタンが見当たらない場合、右上の3点マーク『・・・』をクリックしてください。
『YouTubeをインストール』をクリックすることで、アプリ化することが出来ます。

ショートカットを作成してアプリとして開く
Gmail、ChatGPT、Amazonなどのサイトは、Chromeのメニューから「その他のツール」→「ショートカットを作成」を選択してアプリ化します。
アプリ化したいWebサイトを開きます。
ここでは例として「Gmail」を開きます。

画面右上にある3点マーク『・・・』をクリック
『その他ツール』をクリック
『ショートカットを作成』をクリック

『ウィンドウとして開く』にチェックを入れる。
『作成』をクリックします。

アプリ化に成功したら、先程と同様、Dockで表示されます。
デスクトップやタスクバーに直接アクセスできるショートカットが作成され、ブラウザを開かずにサイトをすぐに利用できます。
アプリ化するときに『ウィンドウとして開く』には必ずチェックを入れてください。
入れなかった場合、Google Chromeの新規タブとして開いてしまいます。
このあと説明するWebサイトをアプリ化するメリットが受けられないので、チェックを入れましょう!
アプリ化したアイコンはどこ??
アプリ化したサイトは一度Dockに表示されます。
しかし、Web化されたアプリを閉じてしまうと、どこに消えてしまったのか分からなくなってしまいます。
Web化したアプリは『Chrome アプリ』というフォルダに保存されています。
Finderを使って以下の方法で検索してください。
- 『Finder』アプリを開く
- 右上の検索窓で『Chrome アプリ』と検索
- 『Chrome』アプリをクリック

すると、アプリ化されたWebサイト一覧が表示されます。
目的のアプリを開くなり、Dockに追加しましょう!!

アプリ化したWebサイトのアンインストール方法
アプリ化したサイトをアンインストールする方法は以下のとおりです。
- 画面右上の3点マーク『・・・』をクリック
- 「YouTube」をアンインストールをクリック

上記の方法で、デスクトップから消すことが可能です。
Webサイトをアプリ化するメリット
Webサイトをアプリ化することのメリットについて解説します。
- Dock(デスクトップ)からアクセスできる
- Command + Tabキーでショートカット移動ができる
- 余計な情報をシャットダウンできる
Dockからアクセス出来る
Macを使っている場合、画面下部(またはユーザーが設定した場所)にあるDockをクリックするだけで、目的のサイトに素早くアクセルすることが可能です。

Command+Tabキーでキーボード移動ができる
アプリ化することで、commandキー(Macの場合)やタブキーでの間に切り替えが可能になります。
新しいタブを開く必要がなく、作業中に他のタブに気を取られることが少なくなります。
また、更新ミスによる書き直しや上書きの心配も減り、作業効率が向上します。

余計な情報をシャットダウンできる
Webサイトをアプリ化すると、余計な広告やポップアップが表示されにくくなります。
集中して作業するための環境が整い、余計な情報に惑わされることなく、必要なコンテンツに集中できます。

Webサイトをアプリ化するデメリット
便利なアプリ化ですが、なんでもかんでもWebサイトをアプリ化しすぎると、逆に管理しきれず生産性が落ちてしまう可能性が発生します。
Chromeに搭載されているBookmarkをうまく活用しながら、ご自身の作業環境に合わせてWebサイトのアプリ化をすすめましょう。
私はネットショップ系はChrome標準のBookmark機能を使っています。

アプリ化におすすめのWebサイト
Chromeでアプリ化をする方法をご紹介しましたが、「何をアプリ化すればいいのか分からない」という方も多いと思います。
そこで、私がアプリ化して実際に活用しているWebサイトを5つご紹介しますので参考にしてください。
おすすめWebサイト | 目的 |
---|---|
![]() Google Photo | 写真やビデオの管理が容易になり、アクセスが迅速に。 |
![]() Gmail | 今までMac標準のメールアプリを使っていましたが、使いづらくて断念。 使い慣れたGmailで操作が出来ます。 |
![]() Google Keep | ちょっとしたメモに役立つ。Automationを使ってオリジナルショートカットですぐ呼び出せるようにしている。 |
![]() Googleカレンダー | 予定はちょくちょく確認するので、重宝。 |
![]() ChatGPT | 一番おすすめ!!むっちゃ使ってる!! MacGPTとかあったけど、アプリ化が一番自分にとってつかいやすかった!! |
Google Workspaceで使っているアプリ系が多いですね。
私の一番のおすすめは『ChatGPT』です。
孫正義さんも「ChatGPTを使っていない人は電気や自動車を使っていないのと同じこと」と言っていました。
これからAIを使った仕事術が主流になると思っているので、ぜひアプリ化してフル活用してください。
まとめ
Google Chromeを使用してWebサイトをアプリ化する方法をご紹介しました。
Dockに追加することで、日々の生産性を格段に向上させることができます。
※アプリの作り過ぎには注意してくださいね・・・・・・。
Webサイトをアプリ化すると、その画面でやることに集中出来て、作業効率が向上します。
ぜひ、よく使うサイトをアプリ化して、日々の作業をスムーズに行いましょう!
以上、ごすけでした。