こちらの記事はGoogle Workspaceアップデートをもとに内容をまとめたものです。
Google ドライブにアップロードした動画の内容をテキストとして表示・検索できる「ビデオトランスクリプト」機能が新たに追加されました。
この機能により、動画の特定のシーンをすばやく探したり、内容を文字で確認したりすることが簡単になります。
本記事では、この新機能の詳細や利用方法、メリットについて詳しく解説します。
Google ドライブの「ビデオトランスクリプト」とは?
昨年、Google ドライブにアップロードされた動画に対して、自動でキャプションを生成する機能が追加されました。
これに続き、新たに「ビデオトランスクリプト」機能が導入され、キャプションの内容をテキストとして表示・検索できるようになりました。
主な特徴
- 動画プレーヤーの横にトランスクリプトを表示
- 話されている部分がハイライト表示される
- 検索機能を使って特定の部分にジャンプできる
ビデオトランスクリプトの利用方法
1. 動画にキャプションを追加する
この機能を利用するには、まず動画にキャプションを設定する必要があります。
キャプションの追加方法:
1. Google ドライブで動画を右クリック
2. 「キャプショントラックを管理」 を選択
3. 「自動キャプションを生成」 をクリック
または、動画再生中に
1. 右上の「︙」メニューを開く
2. 「キャプショントラックを管理」 を選択
3. 「自動キャプションを生成」 をクリック
2. ビデオトランスクリプトを表示する
1. キャプション付きの動画 を開く
2. 右下の 歯車アイコン(設定) をクリック
3. 「トランスクリプト」 を選択
トランスクリプトが動画プレーヤーの横に表示され、再生に合わせてハイライト表示されます。
また、特定のワードを検索することで、該当シーンへ直接ジャンプできます。
ビデオトランスクリプトのメリット
1. 動画のナビゲーションが簡単に!
トランスクリプトを見ながら、特定の部分へスキップできるため、長い動画でも効率よく視聴できます。
2. アクセシビリティの向上
音声なしで内容を確認できるため、聴覚障がい者の方や、騒がしい環境での視聴にも便利です。
3. 情報検索がスムーズに
動画内のキーワード検索が可能なので、必要な情報を素早く探せます。
提供スケジュール
この機能は、以下の日程で順次リリースされます。
- Rapid Release ドメイン: 2025年2月24日から(最大15日間で反映)
- Scheduled Release ドメイン: 2025年2月26日から(最大1か月で反映予定)
対象範囲
- Google Workspace のすべてのユーザー
- Google Workspace Individual の購読者
- 個人の Google アカウントを持つユーザー
※個人の Google アカウントでも、動画アップロード後に自動キャプションを設定することで利用可能です。
まとめ
Google ドライブの「ビデオトランスクリプト」機能を使えば、動画の視聴・検索がより快適になりそうですね。
長い動画を探しやすくなり、アクセシビリティも向上するので、多くの場面で活用できるできると思います。
ぜひ試してみてください。
以上、ごすけでした。