こちらの記事はGoogle Workspaceの記事をもとに内容をまとめたものです。
2024年8月28日、AIプラットフォーム「Gemini」が大規模なアップデートを実施し、3つの新機能が追加されました。
- 画像生成AI 『Imagen2』が『Imagen 3』へ進化
- 画像生成がついに日本語対応
- AIコンシェルジュ『Gems』のリリース
まず注目すべきは「Imagen 3」の導入です。
この新しい画像生成エンジンにより、よりフォトリアリスティックで、感情表現豊かな画像が作成可能になりました。
従来のImagen 2で見られた不自然な関節や指の表現などの問題点も、大幅に改善されています。
AIを使った画像生成の品質が大きく向上し、より自然な仕上がりを楽しめるようになったのです。
次に、待望の「日本語対応」が実現しました。
これまで英語での指示が必要だった画像生成が、日本語でも行えるようになり、多くのユーザーにとって使いやすい環境が整いました。
さらに、この日本語対応はImagen 3の技術と組み合わさり、リアルな画像を簡単に生成できるようになっています。
リリースは順次行われており、今後すべてのユーザーが利用可能になる予定です。
最後に、AIコンシェルジュ機能「Gems」がリリースされました。
Gemsは、カスタム指示を与えることで、ユーザー専用のAIコンシェルジュを作成できる革新的な機能です。
これまでにもAIを使ったアシスタントサービスはありましたが、GemsはGoogleサービスとの高度な連携機能を備え、さらに進化した体験を提供します。
特に、Googleアカウント内のデータとシームレスに連携し、メールやファイルの分析を自動で行うなど、ビジネスユーザーにとっても大きな利便性をもたらします。
Gemsの利用は現在、Geminiの有料プラン「Gemini Advance」や「Gemini for Google Workspace」の契約が必要です。