2026年8月7日のGoogle Workspaceアップデート情報をお届けします。
今回は、業務の自動化ツール「Workspace Studio」に、Gemini Notebookへソースを自動で追加するステップが加わったというお知らせです。
どんな機能が追加されたの?
Gemini Notebook(旧NotebookLM)は、資料を読み込ませておくと、その内容だけを根拠にAIが答えてくれるツールです。
ただ、これまでは資料(ソース)を1つずつ手作業で追加する必要がありました。
今回のアップデートで、Workspace Studioに「Add a source to Gemini Notebook(Gemini Notebookにソースを追加)」というステップが用意されました。
これを使うと、決まったタイミングで自動的にソースを追加し続けることができます。
追加できるのは次の3種類です。
- テキスト(文章そのもの)
- Googleドライブ内のファイルへのリンク
- YouTubeや一般的なWebサイトのURL
つまり「新しい資料ができたら、自動でNotebookにも入れておく」という流れが組めるようになりました。

Workspace Studioって何?という方へ
Workspace Studioは、Google Workspace内の作業をノーコードで自動化できるツールです。
「◯◯が起きたら(きっかけ)」「△△する(ステップ)」という形で処理をつなげていくイメージです。
プログラミングの知識がなくても、画面上でブロックを並べる感覚で自動化が作れます。
今回はその「ステップ」の選択肢に、Gemini Notebookへのソース追加が加わった、というわけです。
実務ではこう使えます
中小企業の現場だと、たとえばこんな活用が考えられます。
- 社内マニュアルのGoogleドキュメントを更新したら、社内Q&A用のNotebookに自動で追加する
- 毎週の議事録が保存されたら、そのファイルを議事録まとめ用のNotebookに自動で追加する
- 業界ニュースのURLを集めておき、情報収集用のNotebookに定期的に流し込む
- 採用や研修で使う動画(YouTube)を、新人教育用のNotebookにまとめておく
ポイントは「Notebookの中身が古くならない」ことです。
手動更新だと、忙しいときにどうしても更新が止まってしまいます。
自動化しておけば、AIに聞いたときの答えが常に最新の資料をもとにしたものになります。
社内問い合わせ対応や、新人さんの「これどこに書いてありますか?」を減らす仕組みとして相性が良さそうです。
対象エディションと展開時期
展開は2026年8月6日から、段階的に開始されています。
すべての人に表示されるまで最大15営業日ほどかかる見込みです。
対象となるエディションは以下のとおりです。
- Business:Business Starter、Standard、Plus
- Enterprise:Enterprise Standard、Plus
- Education:Education Fundamentals、Standard、Plus
- Education アドオン:Google AI Pro for Education、Teaching and Learning
- その他アドオン:AI Expanded Access
Business Starterから対象になっているのが嬉しいところですね。
管理者側は、Gemini for Google Workspaceのステップを許可していれば、初期状態で利用できます。
参考リンク
- Automatically add sources to your Gemini Notebooks in Workspace Studio(英語の公式記事)
- Google Workspace Studio
※2026年8月8日時点では、日本語版の公式ブログに同じ内容の記事は見つかりませんでした。
まとめ
地味なアップデートに見えますが、個人的にはかなり実用的だと感じています。
AIに社内資料を答えさせる仕組みは、作ること自体より「更新し続けること」のほうが難しいからです。
そこを自動化できるようになったのは、中小企業にとって大きな一歩だと思います。
まずは1つ、更新頻度の高い資料から自動化を試してみてはいかがでしょうか。
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