2026年8月20日のGoogle Workspaceアップデート情報をお届けします。
今回は、Google Chatで「スペースの作成だけ」を禁止できる管理者設定が追加されたというお知らせです。
どんな機能か
これまでのGoogle Chatの制限設定は、いわば全部か全部なしの二択でした。
制限をかけると、スペースだけでなく1対1のダイレクトメッセージやグループDMまで作れなくなってしまいました。
今回のアップデートで、次の3段階から選べるようになりました。
- 制限なし:1対1のDM、グループDM、スペースのすべてを自由に作れます
- スペース作成のみ制限:DMとグループDMは作れますが、新しいスペースは作れません
- すべての作成を制限:DM、グループDM、スペースのいずれも作れません
真ん中の「スペース作成のみ制限」が、今回新しく増えた選択肢です。
日常の連絡は今までどおり続けながら、スペースだけを管理下に置けるようになりました。
使い方・活用シーン
設定は管理コンソールから行います。
管理コンソールを開き、「アプリ」>「Google Workspace」>「Google Chat」>「チャットとスペースの制限」に進みます。
この設定は、ドメイン全体だけでなく、組織部門(OU)やグループ単位でも適用できます。
部署ごとに違うルールを敷けるので、現場に合わせた運用がしやすくなっています。
利用者側で必要な操作はありません。
制限された人には、スペースを作るボタンが押せない状態で表示されます。
DMとグループDMはそのまま使えるので、日々のやり取りは止まりません。
中小企業の実務では、こんな場面で使えそうです。
- スペースが増えすぎて、どこで何の話をしているか分からなくなっている
- プロジェクトごとのスペースは、管理者や責任者が申請を受けて作る運用にしたい
- 外部の協力会社やアルバイトの方に、勝手に社内スペースを作られたくない
- 退職や異動のたびに、放置されたスペースの整理に手間がかかっている
スペースは一度作ると消しにくく、気づけば似た名前のスペースが並んでいた、ということが起こりがちです。
入口の段階で「誰が作れるか」を決めておけるのは、情報の置き場所を散らかさないうえで効いてきます。
対象エディション・展開時期
- 展開時期:Rapid Release・Scheduled Releaseの両ドメインで、2026年8月14日から段階的に展開(機能が表示されるまで最大15日程度)
- Business:Business Standard、Plus
- Enterprise:Enterprise Starter、Standard、Plus
- Education:Education Fundamentals、Standard、Plus
- その他:Frontline Starter、Standard、Plus
Business Starterは対象外なので、ご利用のエディションをご確認ください。
参考リンク
- Granular space creation restrictions now available in Google Chat(英語版公式ブログ)
- チャットの制限を設定する(Google Workspace 管理者ヘルプ)
※2026年8月21日時点では、日本語版の公式ブログに同じ内容の記事は見つかりませんでした。
まとめ
チャットツールは、使い始めよりも「増えすぎたあと」のほうが悩みが大きくなります。
スペースだけを止められるようになったことで、コミュニケーションを邪魔せずに整理できるようになりました。
スペースが散らかってきたと感じている方は、一度この設定を見直してみてください。
Google Workspaceの導入や乗り換えを検討されている方は、こちらのクーポン情報もあわせてご覧ください。

